幸せを呼ぶ！ 磯笛岬展望台の「ツバスの鐘」

こんにちは。

先日、志摩市浜島町にある「磯笛岬展望台」に行ってきました。

磯笛岬展望台は、太平洋とリアス海岸が美しい英虞湾（あごわん）が一望できる、絶景スポットとして知られています。

「磯笛」とは、海女さんが海中から出て息をつく音色が口笛のように聞こえることからつけられた呼び名で、磯笛岬展望台の名前の由来となっています。

晴れた日には、展望台から広がる青い空と澄み切った海の景色が格別です！

展望台の横には、鳴らすと幸せになれるという「ツバスの鐘」があります。

「ツバス」とはブリ(鰤)の稚魚の幼名です。ブリは成魚になるまで呼び名が変わり、スズキ(鱸)、ボラ(鰡)とともに縁起の良い出世魚といわれており、このツバスの鐘を鳴らすことにより出世、幸運をもたらすと言われています。

この鐘を鳴らすことで幸せが訪れると、地元の人々にも愛されています。

また、「ツバスの鐘」の横には、この地方でアッパ貝（桧扇貝）と呼ばれている、カラフルな「アッパ貝絵馬」が販売されています。

「アッパ貝絵馬」は１枚１００円で購入でき、願い事を込めて奉納することができます。

願い事を託された、たくさんのアッパ貝が鐘の周りを彩っていました。

展望台から下りると、浜島の街並みが広がります。

伊勢えびの漁獲が盛んで知られる浜島では、伊勢えびの大きな像やビン玉モニュメントが見どころの一つです。

街の入り口では「伊勢えび大王」像がお出迎え！

至るところに、漁具として使われていたビン玉がオブジェとして飾られています。

他にも、海岸沿いの約1kmにビン玉が設置された、ビン玉ロードがあり、夜は灯りが灯る幻想的で情緒あふれる散策道です。

浜島には他にも温泉や伊勢海老、海鮮料理等の魅力がいっぱいです。

春の訪れとともに、浜島の魅力を満喫する絶好の機会です。ぜひ足を運んでみてください！